世界的な観光地として知られる嵯峨嵐山の「竹林の小径」。この竹林を出てすぐの場所に位置する2階建て商業施設で、現在1Fは大手コーヒー専門会社様のカフェとして利用されています。同社のカフェとしては関西で最大級の規模です。
本件は弊社が取得した物件ではなく、以前からお世話になっているアセットマネジメント会社様から当グループの近藤建設工業へCM(コンストラクション・マネジメント)で入って欲しいというご依頼をいただいたのがきっかけでした。また合わせてテナントリーシングのご依頼もいただき、近藤プロパティが入らせていただくこととなりました。オーナー様のご意向により、当初からカフェ・飲食店としてテナントリーシングを行うことを前提に企画を進めました。
近藤建設工業は企画自体にも携わり、設計事務所や建築会社の手配、付加価値の度合いなどを総合的に判断し、全体の最適化を図るマネジメントを行っています。近藤プロパティがテナント付けを行い、賃料の最終決定や契約、集金業務、お客様対応等のプロパティマネジメント全般を行いました。
本案件では外観やインフラ関係はすべて整備した上で、スケルトン状態のテナントビルを建設。その後内装等はテナントしてご利用いただくお客様の判断で整備されています。
しかし、先に建設された建物に対してテナントを募集するのではなく、テナント様のご要望に沿って建物を建築しているのが重要なポイントです。本案件でも、リクエストを細かく打ち合わせてさせていただきながら形を作り上げました。企画から最終的な施工、管理まで一気通貫で責任が負えるのが、KSグループの強みです。